KIC-Net 京都イノベーション創出ネットワーク

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大谷　彰悟

CO2ガス分離膜及びモジュール

京都大学　物質‐細胞統合システム拠点のシバニア教授が、脱炭素分野での世界的な貢献を目指して立ち上げたベンチャー企業です。コア技術である「空気中から有害物質、酸素や二酸化炭素（CO2）を分離し、精製するガス分離技術」を使用した分離膜の提供と、ガス分離システムに関連する技術開発サービスの提供を行う「ガス分離事業」を展開しております。また大手企業との協業によるガス分離膜の量産体制構築も進めており、世界的な市場を視野に入れたグローバルスタートアップ企業です。

弊社のCO2ガス分離膜は「透過速度」及び「選択性」で世界TOPの性能を誇ります。またNEDOのGI基金に事業の採択を共に受けた、住友化学株式会社と高機能なCO2分離回収システムの開発と社会実装プロジェクトに取り組んでいます。更にGSユアサ株式会社とモジュール共同開発の基本合意書を締結し、TOPPANホールディングス株式会社とは弊社分離膜の量産に向けた基本合意書を締結致しました。今後は高機能なガス分離膜を使用したガス分離技術やノウハウを事業化し、クリーンエネルギーやきれいな空気をつくる未来のデバイスの核を生み出すこと、またパートナーとなるお客様がCO2回収コストの削減を実現することで、消費者や環境に貢献します。