ニーズ情報詳細
1110008 : 有限会社ミネルバライトラボ
案件番号 |
000056 |
テーマ名 |
高純度発光材料と合成用マイクロ波反応装置の開発・販売
|
ニーズ情報
|
|
---|---|
背景 |
大学でのマイクロ波化学の研究実績をもとに、省エネルギー、高効率のマイクロ波合成法を製造プロセスとして取り入れ、技術革新を目指し起業いたしました。特にマイクロ波合成による高純度発光色素の迅速製造、低コスト化を目指した開発研究を行ってきました。マイクロ波反応装置として、電子レンジを改良した簡易マイクロ波装置を日本で初めて製作し、有機金属錯体の迅速合成法を開発しました。その後、実験室用マイクロ波反応装置グリーンモティーフI、半導体波源精密マイクロ波反応装置を開発、精密マイクロ波合成法による高純度発光錯体の合成法に適用しました。 |
キーワード |
マイクロ波化学技術 高純度発光材料 マイクロ波反応装置 |
目的の詳細又は現状の問題点 |
高純度発光材料は種々のディスプレーの必須の材料である。有機EL , 色素増感太陽光電池、太陽光パネルの高効率化のための発光材料、セキュリティー用インクなどに用いられます。省エネ工程による高純度材料を提供し、有機EL,色素増感太陽光電池、太陽光パネルの品質向上と価格の低減を図ることができます。 発光材料を実際のパネル上に展開し、発光効率、耐用性などの検証が必要です。 このため、パネルメーカーと共同したモバイル化、パネル化の検証、および発光材料の多様な多量ニーズに対応するために、スケールアップ用マイクロ波反応装置での実証が必要です。 |
必要度合 |
早急に必要 早急に実用化が必要です。平成23年度に開発を行い、24年度に実用化に着手したい。 |
解決された場合の効果等 |
高純度発光材料を用いることで、高発光効率の発光パネル、モジュールが供給される。スケールアップ用マイクロ波反応装置の利用で、迅速、省エネ製造が可能になり、低コスト化につながります。 |
その他の情報(希望提携先等) |
電子材料メーカー、自然再生エネルギー用パネルメーカー、化学試薬会社、様々なアプローチができる中小企業 |
参考図表 |
関連情報へのURL |