ニーズ情報詳細
1410003 : 株式会社京都動物検査センター
案件番号 |
000106 |
テーマ名 |
ブタ用アイソレータの活用
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ニーズ情報
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背景 |
近年動物愛護・倫理の観点から動物用医薬品や人体用医薬品等の実験動物としてのビーグル犬の使用が大幅に規制されてきて動物実験そのものに支障がでてきた。ビーグル犬に替わる動物としてブタが注目されていて世界的にもその流れになってきた。いままでは長期の試験だと豚は経済動物なのですぐに大きくなって扱いにくく場所的にも維持がきびしいため,いままで日本では実験動物として普及しなかった。近年実験動物としての豚は品種改良で小型化しマイクロミニブタ(MMP)が登場し実験動物としての確立が可能となった。 今後は様々な動物実験でMMPを活用した手技の確立を目指していく。その過程で豚用アイソレータを活用して毒性試験,安全性試験,感染試験等の手法等を世の中に提供していきたい。 |
キーワード |
アイソレータ マイクロミニブタ |
目的の詳細又は現状の問題点 |
マイクロミニブタを使用した試験では動物の大きさの維持では大変有理ではあるが,現状では各種安全性試験・毒性試験・感染試験を実施するに当たり飼育条件等で通常の飼育施設での飼育は試験が長期にわたると衛生面で感染症等が発生する場合が多々あり試験の完了が困難な場合がある。 そこで試験群毎に簡易のアイソレーターとしてブタ用ビニールアイソレータを使用することにより感染症の拡大が最小限にでき,試験の維持管理が確実にできる。 |
必要度合 |
早急に必要 マイクロミニブタを用いたビニールアイソレータの普及が速やかに実現すれば実験本数が増え,研究開発に弾みがつく |
解決された場合の効果等 |
実験本数が増え,研究開発に弾みがつけば動物用・人体用医薬品の申請が加速し,世の中に新薬の普及する確率が上昇する。 |
その他の情報(希望提携先等) |
豚を実験動物として優先順位で考えている企業との提携 |
参考図表 |
関連情報へのURL |