KIC-Net 京都イノベーション創出ネットワーク

　弊社は、画像処理技術をコアとした、CMOSカメラモジュールの画質性能評価ソフトウェアの開発実績がございます。
　具体的には、評価対象となるカメラで撮影した映像をリアルタイムにパソコンに取り込み、取り込んだ映像をさまざまな測定方法から定量的に評価し、カメラモジュールの性能を判定します。
　また、必要に応じて、カメラモジュールのレジスタ設定値を調整し、カメラの画質調整を行うことも可能です。
　弊社が開発したソフトウェアは、車載向けカメラモジュールの製造現場における出荷検査および調整工程で利用されています。

カメラ  画像評価 画像処理

弊社の画質性能評価ソフトウェアおよび検査技術を以下のような用途で、ご活用頂くことが可能と考えられます。

（１） 携帯などに搭載されるカメラモジュールの画質評価
　＜主な検査項目例＞
　　１．解像度検査
　　　　解像度チャートを撮影した画像から、くさびの本数を計測しカメラモジュールの解像度を自動判定します。

　　２．シェーディング検査
        画像周辺部分の濃淡レベルの低下や、濃淡レベルが全画面的に均一であるかを判定します。

　　３．諧調性検査
        グレースケールチャートを撮影した画像から、平均輝度が順番に並んでおり、かつ隣接領域間の差にリニアリティがあるかを測定します。

　　４．色再現性検査
        カラーチャートを撮影した画像から、ベクトルスコープを表示し色相、彩度のずれを判定します。

弊社が開発したソフトウェアは、車載向けカメラモジュールの製造現場における出荷検査および調整工程で利用されています。

カメラからの入力映像を元に、映像解析を行うような検査（LED色ムラの検査など）などにも応用が可能です。

特になし