シーズ情報詳細
2311003 : 株式会社MOLFEX
案件番号 |
000187 |
テーマ名 |
機能性分子設計技術の開発と応用展開
|
シーズ情報
|
|
---|---|
概要 |
京都大学福井謙一記念研究センター佐藤徹研究室が開発した振電相互作用(分子振動と電子の間の相互作用)を制御する振電相互作用密度(VCD)理論を用いて、機能性有機材料を理論設計する技術を応用展開することを目指し、2018年に設立した大学発ベンチャー企業です。 |
キーワード |
光吸収、発光、電子移動等を伴う機能性材料(無機および有機材料)の設計、染料、紫外線吸収材料、有機EL関連材料(発光材料、ホスト材料、キャリア輸送材料)、有機トランジスタ材料、有機太陽電池関連材料、波長変換材料、フォトレジスト、二光子吸収、過渡吸収、化学反応制御、材料の劣化機構の解明と抑制、固体表面への吸着、触媒開発 |
特徴・効果 |
振電相互作用は、発光性、電気伝導性、超伝導性、強誘電性、磁性などの物性、さらには化学反応をも支配する基本的な相互作用です。振電相互作用をコントロールできれば、例えば、発光分子の発光効率を向上させたりすることができます。 それを可能にする理論が振電相互作用密度(VCD)理論です。VCD理論を用いれば機能発現の阻害要因が分子内で可視化できるので従来技術にはない発光効率やスペクトル線形の制御が可能になります。このように当社では、従来では難しかった振電相互作用を制御する分子設計ノウハウを保有しています。 例えば 材料メーカーでは、 (1)スペクトルの調整がうまくいかない、 (2)機能の発現機構がわからない、 (3) 材料劣化はどうして起こるのかわからない 電機メーカーでは (1)デバイスの性能と材料の物性の相関がとれない (2)デバイスの劣化と材料との関連がわからない 分析会社では (1)分析結果をどう解釈してよいかわからない などの課題を抱えております。そしてこれらの課題には、振電相互作用が関与していることが多く、振電相互作用解析により原因が解明でき、さらに分子設計を適切に行うことで解決に導くことができます。 |
新規性・優位性 |
|
知的財産権等情報 |
|
その他の情報(希望提携先等) |
入会後、表示されます |
参考図表 |
関連情報へのURL |