シーズ情報詳細
2512001 : ライノフラックス株式会社
| 案件番号 |
| 000197 |
| テーマ名 |
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湿式ケミカルルーピングによるバイオマス由来の高効率発電とCO2回収技術
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シーズ情報
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| 概要 |
湿式ケミカルルーピング技術により、従来難しかった「湿潤・低品位バイオマス(含水率の高い残差など)」も原料として利用が可能となった。 現在、小型プラントの実証化を進めており、分散設置型のバイオエネルギー・炭素回収プラントを目指している。また、この技術では発電効率が非常に高く、理論上最大81%、実際でも従来バイオマス発電の数倍の電力を得られる可能性が示唆されている。 |
| キーワード |
湿式ケミカルルーピング バイオマス発電 低品位バイオマス 高純度CO2回収 持続可能エネルギー 分散型プラント 化学エネルギー変換 |
| 特徴・効果 |
・高効率発電:化学反応を直接用いることで熱のロスを抑え、高い電力変換効率を実現 ・CO2自動回収:反応過程で自然に高純度CO2が生成され、追加的な分離工程が不要 ・低品位バイオマス対応:含水量の高い残渣(食品工場の廃棄物、汚泥など)でも処理可能 ・コスト削減:既存バイオマス発電と比べてコストを大幅に削減できる可能性がある ・スケール柔軟性:小型機など、発生源近傍に分散設置可能 ・環境インパクト:発電しながらCO2を回収することで、カーボンネガティブまたはカーボンニュートラルに近づける |
| 新規性・優位性 |
・従来の燃焼型バイオマス発電とは異なり、燃焼を伴わない化学反応プロセスを用いている これにより、従来は扱いにくかった水分含量の多いバイオマス(汚泥など)を原料に発電が可能。 ・CO2分離や濃縮のための追加の物理・化学プロセスが不要であるため、回収コストが抑えられる。 ・小型・分散型プラント設計が可能で、従来型大型設備では困難な場所でも設置が見込める |
| 知的財産権等情報 |
特許出願中 |
| その他の情報(希望提携先等) |
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| 参考図表 |
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